株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

皆既月食

今週、東京は雪で混乱したが、魚沼でも本格的な降雪となり景色が一変した。

先般、新潟市や県内平野部でも80cmを超える積雪で電車やバスが止まり、
市民生活に影響が出たが、豪雪地との除雪体制の差がこうした結果を招いた。
鉄道は国鉄から民営に変わって除雪体制も変わり、雪に弱くなった。
想定内の積雪でも只見線や上越線は運休が当たり前のようになってしまった。

それに比べ、35年前に開業した上越新幹線は雪には滅法強く、在来線や
高速道路が止まっても、遅延すること無く運行している。
だから、新潟市や東京に行く時には最もあてになる交通手段となる。
上越県境の豪雪地はトンネルで抜け、明り部はスプリンクラーで消雪する。

克雪、利雪、遊雪、というけど、新幹線や豪雪地の除雪は克雪だ。
今週ニュースで報道されたコンピューター・データセンターを雪で冷やす
装置や日本酒、野菜、米などを雪室で保存する技術は利雪だ。
そして、スキー場や雪合戦を始め冬のあらゆるイベントやまつりは遊雪だ。

今日は魚沼冬の風物詩となった「結の灯り魚沼雪洞まつり」の点灯式が行われる。
平成16年10月23日に起きた中越地震からの復興を願い、平成18年の冬
から始まった雪灯りのイベントだ。各地域や集落そして会社や家族で雪像を造り、
蝋燭を灯して冬を楽しく過ごすイベントが3月中旬まで続く。

「1本は自分の為に、1本はみんなの為に」2本の蝋燭に願いを込めて灯す。
平成28年からは10年を区切りに地震災害からの復興ではなく、魚沼の冬を
暖かく美しく過ごす「雪洞(ゆきんどう)まつり」として取り組んでいる。
毎週末、市内各地で行われるイベントを灯りのリレーでつないでゆく。

31日には、旧暦では起こりえない今月2度目の満月が現れる。
しかも、太陽と地球と月とが一直線で交わる「皆既月食」が起こる。
午後9時前から欠け始め、10時前から皆既月食となり1時間余り続く。
貴重な天体ショーだから雪が止み、丸い月が姿を現すことを祈ろう。

ふるさとは 大吹雪すと報ありて うずもれゆく茅の草原 (柊二)