株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

上弦の月

明日は二十四節気の大寒を迎える。 1年で最も寒さの厳しくなる時季だ。

今週初めの成人の日には関東や東海にも10㎝前後の積雪があり、交通が混乱した。
寒中のこの時期に関東で降るのは珍しいが、春の足音の聞こえる3月にはなごり雪が
降ることは珍しくない。 晴れ着姿の新成人が難儀している画が映し出されたが、
将来を担う成人の門出を祝うには相応しくない天候だった。

全く雪が降らない地域でもないのに、何故こんなにも雪に弱いのか? 
日頃から準備をしていないせいだろう。 一冬に1回や2回の降雪に合わせて体制は
取れないのは、理解出来る。 多少の混乱は仕方ないリスクと考えているのだろうか。
社会の混乱を尻目に、子供たちは雪を歓迎し雪と遊んでいた。

新年早々、昨年暮れの大阪桜宮高校生自殺事件には考えさせられた。
古くて新しい話題だが、今回は生徒間のイジメでなく先生が原因を作ったから問題
は別だ。 学校や教育委員会の体質も責められて当然だ。 他の部活でも日常的に
行われていたというから耳を疑うし、部活の自粛で困るのは先生ではなく生徒だ。

マスコミは問題をすり替えてしまい、体罰の是非を話題にしている。
これまでの間、少なくとも若干の体罰を容認してきた人たちは、体育や部活の指導に
有効だなどとは思ってなかった筈だ。 あくまで、人の道を外れるような行為に対して
はある程度の体罰を持って指導することも、やぶさかでないという認識だ。

弁護士でもある橋本市長までが、そこの区別をない交ぜにして今迄の考えを改めると
いう弁明をする姿も理解に苦しむ。 この事件をきっかけに、我が国の教育現場から
一切の体罰が無くなるとしたら、それはそれで新たな問題を生む。
素人が教育に口を出す度に、先生の権威と教育の質が下がってきた歴史がある。

暴力事件といえば、野坂昭如との喧嘩で話題になった大島渚の訃報が届いた。
昭和30年代から40年代にかけての初期の作品には風刺や棘のあるものが多く、
キャスティングには渡辺文雄や佐藤慶といったインテリ俳優を好んだ。
脚本家の田村孟、佐々木守、石堂淑朗たちとあの世で喧嘩している事だろう。

家の者 いまだ目覚めず降る雪に 青く濡れゆく 庭石の面  (柊二)

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