株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

時雨模様

15日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日、そして上越新幹線開業30周年でもあった。

今年のボージョレ地方は天候不順で、葡萄の生育が心配された。
例年の謳い文句は、過去〇〇年で最高の出来。 とか、1955年以来の出来。 
など毎年表現を変えては葡萄の品質の良さと、新酒の出来栄えを主張してきた。
今年は夏以降の天候が持ち直し品質は確保したが、量は少ないという発表だった。

30年前の11月15日に、東海道、山陽、東北、に続き、初めて日本海側へ横断する
上越新幹線が開業した。 計画当初から駅設置をめぐって小出と六日町で誘致合戦を
繰り広げたが、越後湯沢と長岡が決まっていたので当然位置的に小出だろうと思って
いたが、結果は痛み分けの浦佐に決まった。

後に聞いた話では、新幹線はカーブを嫌う事と、小出では駅舎の設置に無理が有る
ことにより、痛み分けという事でなく浦佐に決まったそうだ。
上越新幹線は谷川連峰を横断し、豪雪地帯を通るためトンネルが多いのが特徴だ。
2階建ての「MAXトキ」の1階席は、明り部分でも防音壁で景色が見えない。

列車の旅は移りゆく車窓からの景色を楽しみ、季節の匂いや空気を感じたり、
地域特有の建物の形や生活文化を感じながら目的地に着く。
先週は只見線小出~大白川開通70周年記念の只見町ツアーが行われた。
車窓からの晩秋の紅葉は、まさに列車に乗ることを目的とするに足る景色であった。

上越線の時代、特急「トキ」と急行「佐渡」が新潟~東京をつないでいた。
小出は只見線が発着するターミナル駅だったから、特急もすべて停まった。
東京まではトキで3時間半、佐渡では4時間半かかった。 
東京と小出の空気を埋め、頭を切り替えるには丁度良い時間だった。

今年も権現堂の冠雪を待たずして、14日の夜から一気に小出まで初雪になった。
15日の朝には裾野から頂へと徐々に白さを増す、ホワイト・グラデーションがかかり
自然の織り成す色彩の美しさに目が留まった。
季節が足早に進んでゆき、雪国魚沼では冬支度が急がされる。

冬の来し 越後の山は 野ざかひの 端山の奥に 白くつらなる   (柊二)

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