株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

川と山と海と

今週10日に魚野川の鮎釣りが解禁となり、いよいよ夏の風物詩が始まった。

今週は晴れて暑い日が多く、小出では早くも35℃を超える猛暑日を記録した。
その割にここまでの水温が低めに推移したせいで魚体はまだ小さめのようだ。 
釣り人たちは大振りの鮎をたくさん釣り上げないと満足しないようだが、
私は旬の小振りの鮎が好みだから、むしろ歓迎したいくらいだ。

かつては魚野川の鮎釣りといえば小出を中心とした浦佐から堀之内までの
下流域で、河川環境と水温が鮎の生息に適していた。
今では気象現象や河川環境も変わり、越後湯沢まで鮎の生息域が広がった。
広範囲で鮎釣りを楽しむ環境を造るにはそれなりの仕掛けが必要だ。

魚沼漁業協同組合の資料によると魚野川での稚魚・中間育成魚人工放流は、
野積産730500尾、天竜川産250000尾、富山海産16600尾、
他海産56250尾で、合計1053350尾。 
100万尾を超える人工放流の他に天然遡上魚も多数だそうだ。

いわば自然の川を利用した大規模な釣り堀が造られているようなものだ。 
ITの発達により釣り人たちの情報はリアルタイムで発信されるから、
釣り客はその日その時の釣果情報で釣り場を変える。 
湯沢から堀之内まで、県内外のナンバーが集団で移動する。

人間が他の生き物と決定的に違うのは、生きるためだけで行動しないことだ。
本来、狩猟の一形態である「釣り」も、捕まえて食べる目的から行為そのものを
楽しむことへと変わった。 こうした例は狩りでも、山菜採りでも、畑作でさえ
趣味というジャンルに変わり、食べるよりすること自体が目的になった。。

今日は久々に尾瀬に行ってくる。 ワタスゲが見頃でニッコウキスゲも始まる
頃だろう。 明後日はハッピーマンディーの「海の日」だ。 これからお盆前の
「山の日」までが天候も安定し、海や山のベストシーズンとなる。
季節は人を待たないし、特に盛夏は足が速いから遅れないよう注意が必要だ。

山で見る星空や、海で聴く潮騒は、地球や宇宙が語りかける壮大な物語りだ。