株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

山羊の歌

明日は10月23日、震度7を記録した中越大震災から7年の歳月が経つ。

人口構造や財政上の問題、或いは交通事情の変化に伴なう生活の広域化により、
11月1日には北魚沼6町村が合併し魚沼市となる目前の災害だった。
初代の市長選挙と、96人のマンモス議会への批判が、合併前の住民の関心だった。
新潟県も平山知事が勇退し、25日からは泉田知事の初登庁を控えた時だった。

そうした歴史的な変化に立会い、新しい行政サービスの在りかたをキチンと検証する事も
出来ないまま、震災対応が最優先課題となって魚沼市制は動き出した。
あれから7年の歳月が過ぎ、被害の大きかった堀之内、広神、守門地区も復旧を遂げた。
当時の状況を振り返ると、あんなに短期間で復旧できるとは想像出来なかった。

今年も豪雪に地震に豪雨、そして台風と日本列島は災害列島となっている。
東日本大震災からもう7ヶ月以上経過しているが、未だテレビに映る風景からは復旧の
姿は見えてこない。 時間がかかるのは、今までとは違う安全なまちを造るためで、
近い将来必ず町は再生するはずだ。 新潟・福島豪雨の復旧も、これから本番を迎える。

どんなに大きな災害に遭っても、必ず再生してきているのは歴史が証明している。
安心して復旧・復興を待てばよい。 振り返って、あの時は大変だったと過去形で話す
時が必ず来る。 そのための時間が必要で、全ての問題を解決する方法は無いが
あえて言えば、時の経過こそが深い悲しみから立ち上がるための妙薬だろう。

人に与えられた一生の時間も人それぞれで、いくら平均寿命が延び長寿社会になった
といっても、保証されるものではない。 日本では一年間に約120万人の方が亡くなる。 
与えられた時間に長短はあっても、神様が与えてくれた寿命と考えるしかない。
だからこそ、生きている時間を大切にしなければならない。

今日は30歳の若さで生涯を終えた夭折の詩人、中原中也の命日にあたる。
「山羊の歌」「在りし日の歌」といった詩集のほか、ランボー詩集を翻訳し紹介した。 
山高帽とゴールデン・バットがトレード・マークで、素行は悪いがかっこう良かった。
同じ山口県出身で同時代を生きた、金子みすずも26歳の若さで命を絶っている。

汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れちまった悲しみに 今日も・・・

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