株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

サマー・タイム

6月になり夏服への衣更えが始まり、これからは白い色が基調になる。

衣服は季節に合わせて変えるのが当たり前だが、災害による電力不足の影響で今年は
今までに無い超クール・ビズが許されるようだ。 去年まではクール・ビズと言ってもせいぜい
ノー・ネクタイかノー・ジャケットぐらいだったが、都内の役所ではポロシャツやTシャツに
短パンというスタイルやアロハシャツも許されるとテレビでやっていた。

ポロシャツはともかく、Tシャツやアロハに短パンではレジャーにしか見えないだろう。 
ジャケットにネクタイ姿なら大抵の人は何とか普通に見えるが、Tシャツに短パン姿は
よほど気を付けないとだらしなく見える。 個人的にはありがたい傾向だが、服装は一度
楽すると元に戻すのに苦労する。

ここ数年、定着したクール・ビズ。 一度ネクタイを外してしまえば、こんな楽なことは無い。
秋になりクール・ビズが終わるとネクタイが鬱陶しくなるのだ。 慣れとはそういうものだ。
昔はクール・ビズとは言わなかったが、麻のジャケットに開襟シャツが定番で、ネクタイは
付けなかった。 着物でも絽や紗は見た目にも涼しかった。

大手メーカーはサマータイムを導入し、勤務時間を前倒してピーク・カットに協力するという。
夏の電力需要のピークは、甲子園の決勝戦の時間帯だから今年は午前中にやるそうだ。
今度の夏は、東日本では電力需給がパンクして停電にならないよう皆で取り組む。
日本人は勤勉で真面目だから、こうした取り組みはきっと成功すると思う。 

サマー・タイムといえばジョージ・ガーシュインのミュージカル、「ポーギー&ベス」の挿入歌
として有名だ。 こちらは勤務時間とは関係無いが、貧しかった時代の黒人のブルース
として歌われる子守唄だ。 ビリー・ホリディーやエラ・フィッツジェラルドをはじめ多くの
シンガーがカバーしたが、ジャニス・ジョプリンの絞り出すような歌が印象的だった。

もう一曲、RCサクセションが歌った「サマータイムブルース」という歌がある。
こちらは皮肉にも原子力発電所に対するメッセージソングで、福島第一原発で起きて
いる事故の悲惨さや影響の大きさを見ていると、考えさせられるものがある。

今日6月4日は、魚沼から行く「尾瀬ルート開通式」が行われる。 残雪の中、新緑の
沼山峠を越えて尾瀬に行けば、サマー・タイムもクール・ビズもいらない世界が待っている。

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