株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

梅雨の晴れ間

日本一のブランド米、魚沼産コシヒカリの人気に翳りが出ているという。

少し前から、米が売れないとか売れ残って困っているという話を聞くようになった。
日本人の米消費量は、昭和35年当時126kg/人だったそうだが、昨年は68kg/人となり
半減している。 こうした米離れが進んでいる事と、不況の影響でブランド米から価格の安い
米へと移っているのが原因のようだ。 そんな中でも、引き続き好況の民間経営の米屋さん
の頑張りを見れば、売り方にも問題があるような気がする。

昔からの米生産地である新潟県は、「R10運動」といって、小麦粉を10%減らし米の消費
拡大を図ろうと「米粉プロジェクト」運動を行っている。 先週この会議が県の農業振興部の
呼びかけで開催された。 農協の関係者や製菓業、製麺業、パン屋さんなど米粉を使った
食品開発に取り組んできた皆さんが集まり、米粉の普及に向けた意見交換が行われた。

話を聞いていて少し違和感を持った。 そもそも米粉を使った麺やパンは、小麦粉の物に
比べて美味いのだろうか? あまり変わらないのならわざわざ値段の高い米粉を使う理由
が無い。 もし美味いのならそんなに苦労しなくても直ぐに普及するのではないだろうか?  
パンフレットを見ると、パンやピザ、ラーメンやうどん、天麩羅の衣など小麦粉の代用品
としての使われ方が紹介されている。

元来米粉は、上新粉といってお餅や和菓子それに煎餅の材料として使われてきた。
ご飯として食べるには少し小粒であったりして、適さない撥ね出し米を利用したものだ。
魚沼産コシヒカリは日本一のブランド米だ、粉にして価格の安い小麦粉の代用にするのは
抵抗がある。 せめて煎餅や新粉餅、草餅や落雁など本来の利用を促進し、さらには魚沼
の名産品として定着するような商品開発に繋がればとお願いをしてきた。

日本一のブランド米「魚沼コシヒカリ」から作られるお菓子は貴重だし美味しいはずだ。
思いがけない米余り現象が、ひょっとすると新たな魚沼のヒット商品を生むかも知れない。
新幹線浦佐駅のおみやげでは「新粉餅」は人気がある。 中身や餅にひと工夫施して
今までのものとは違う、新たな名産品の誕生を待ちたい。

梅雨時の鬱陶しい空模様が続く中、不意に貴重な晴れ間に恵まれるように予期しない幸運も
ある。 問題の無い平凡な日常からは、新しい発想や取り組みは生まれてこない。
困難な時にこそ、課題解決への道を求めて様ざまな努力が生まれる。 建設業も今不況の
真っ只中にある。 ピンチをチャンスに変えられるのか? 逆境があって初めて進歩がある。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ 夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ・・・

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