株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

八十八夜

いよいよゴールデンウイーク(GW)が始まり、当社も先月29日から5日まで7連休中だ。

昭和26年に大映が映画の宣伝のために作った言葉で、当初は「黄金週間」と呼んだが
インパクトを強めるために「ゴールデンウイーク」に変わったと言われる。 映画会社の宣伝
から始まったのだから、この期間に一本は映画を見ようと思うが、地元から映画館が消え、
十日町か長岡まで行かなければならない。

「十日町シネマパラダイス」は、震災後それまでの映画館が被災し閉館した後、2007年に
地元の織物会社の経営者が主体となって開館した。 質の高い上映作品と椅子で評判が
良い。 新潟市の市民映画館「シネウインド」と並び、地方でありながらこうした単館系の
上映館が二館もあることは全国に誇れる。 小出郷文化会館でも、市民プロデュースによる
「魚沼映画の専門店」が年間7~8回の上映を行っていて、私もお手伝いしている。

昭和40年代中頃まで、小出には邦画の「柳生館」と洋画の「文化会館」の2館があった。
学校の授業でも年に一度は映画鑑賞があり、みんなで行った。 スクリーンに向かって緩い
傾斜がついていて、二階席もあった。 入り口には光を遮る厚めの暗幕が引かれ、中に
入ると、禁煙と書いてあるのにタバコと消毒液の混じった独特のにおいがした。
当時は映画の全盛期で、いつも満員で入れ替え無しだから、立ち見で入ってその回の
上映が終わってからようやく椅子に座れるのが普通だった。

インターネットの調査では、今年のGWのすごし方は安、近、短だそうで、トップは買い物だが
3位に映画が入っている。 映画館には行かないが、家でDVD鑑賞という人も多い。
映画館と家での鑑賞の違いは、なんといっても画面の大きさと音響だろう。
でも、もっとハッキリとした違いは、他のお客様と一緒に観る事で、喜怒哀楽が共有できる
ことだ。 同じ場面で泣いたり、笑ったりするする安心感は映画館でなくては味わえない。

NHKは、映画会社の宣伝文句から始まった「ゴールデンウイーク」という言葉は使わない。
必ず「大型連休」と言う。 最近のテレビはいわゆるバラエティー番組が多く、観る側より
出演しているお笑い芸人の方が楽しそうだ。 有料放送での映画鑑賞といえば、
「WOWOW」とか「STARチャンネル」が代表的だが、元々の有料放送はNHKだった。

「新日本紀行」、「さわやか自然百景」、「美の壺」、「ETV特集」・・・ NHKならではの秀逸な
番組も多い。  最近は歌番組が少なくなって、民放からは歌謡曲が姿を消した。
今でも歌謡番組を続けているのは、NHKだけになったし、「ソングス」は一人のシンガーを
ドキュメンタリータッチで追っていて楽しい。

4月が往き、明日はもう八十八夜を迎える。 今年も三分の一が過ぎてしまった。
この連休の内に、映画を観て本も読もう。 そうそう、遅れていた花見もしなくては・・・

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