株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

なごり雪

♪ 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる・・・

弥生3月は、季節の変わり目が一番はっきりと感じられる時期で、別れの月でもある。
初旬はまだまだ冬の名残りが強いが、下旬にはすっかり春らしい日和りが続く。
南から徐々に花便りも届き、眠っていた生命が動き出す。 雪国の春は白銀の世界の底から
少しずつ融けだして、やがて世の中の様ざまな汚れを自らの体に付着させながら流してゆく。

卒業か、退職か、転勤か、恋の終わりか、理由はいろいろだが、春は別れの季節だ。
日に日に暖かくなってゆく気候が、門出を祝っているようでもあるが、つらい思いもある。
「なごり雪」も春の別れの物語だが、別れのシーンはやはり汽車(電車)が似合う。
ホームに一人残されて、なごり雪が落ちては溶ける。 バスはまだしも、車では絵にならない。

♪ ねえ君 二人でどこへ行こうと勝手なんだが 川のある土地へ 行きたいと思って・・・

「桜三月散歩道」、陽水の中でもセリフ入りのめずらしい歌だ。
この歌では、「♪ 狂ったさくらが咲くのは3月」。 と歌っていて、3月に咲き急ぐ花にかけて
感情を表現している。 かつて桜は、関東でも入学式を飾る花で4月上旬に咲いた。 

魚沼市は地理の特性から、桜を楽しむ時期が長いのが自慢だ。 堀之内・小出から咲き始め
広神へ、湯之谷・守門と上って入広瀬まで往くのに2週間くらいか? さらに大白川・浅草へと
続いて、最後の銀山平が開花するのは初夏といえる時期になる。
また、ソメイヨシノや大山桜といった種のほか、少し遅れて山桜も咲く。
こうして2ヶ月以上も市内ではさくらが楽しめる。

♪ 僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく・・・

拓郎は「春だったね」で、別れた人への未練を歌った。 春には誰にでも、忘れられない
思い出もある。 若い頃のつらい思い出なら、なおさらだ。
季節のうつろいが大きいのも春の特徴で、日々新しい発見があり飽きない。
青春時代とはそんな時間を表していると思う。 時間経過が早く感じられるのは日々の生活
が変化に乏しいことが原因だ。  行きは遠いが、帰りは近く感じるのも経験が原因だ。

ひるがえって自分に当てはめると、まさに生活がパターン化していて時間経過を早く感じる。
このまま変化の乏しい生活パターンでは、ドンドン時間が過ぎてゆく。 新たな発見や体験を
するには、行動パターンを変えなければならない。 生きとし生けるものすべてが、長い眠り
から目覚め動き始める春は、新しく行動を起こすには一番良い季節ともいえる。

さよならだけが人生ならば またくる春はなんだろう  (修司)

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