株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

薮入り

今日は「薮入り」、この日とお盆の16日は地獄の釜も休みだと子供の頃教わった。

今では「薮入り」どころか、お正月の元日から大晦日まで年中無休で営業をしている店や
飲食店が増え、24時間営業も多くなった。
「セブンイレブン」が初めて東京に出来たとき、間口3~4間の駅前通りの八百屋が
ある日突然、朝7時から夜11時までやる小型スーパーに変わり、キャッチ・コピーは
「開いてて良かった!」、今のように24時間営業ならこのコピーは使えない。

当時のお店は、午前10時から夕方7~8時位までが普通だったから、開店当初は
なるほど便利でありがたいとも思ったが、営業時間はいくら延ばしても売り上げが
比例しない事は誰でも分かる。
消費量や額は人口や所得が決めるのであって、時間は便利さを提供するだけだ。
24時間営業が珍しい内は、差別化も図れたが、皆が始めれば当たり前になってしまう。

「忙しい、忙しい」と、いつも口癖になってしまっている自分にふと気付き、たまには時間に
追われる生活を改めようとは思っても、いつの間にか元に戻ってしまう。
こうした生活パターンが年中無休、24時間営業の時代を作ってきたのだし、この事からは
得られるものよりも、失ってしまうものの方が多い事もわかっている。

今年の冬は雪の降り方が極端で、ここ数日も大雪となって久々に雪国らしい冬景色になった。
雪国の冬は音の無い白い世界、深く静かにそしてゆっくりと考える時を恵んでくれる。
川沿いの温泉にゆったりと浸かり、水面を見下ろす石の上にたえまなく降り積もる雪と、
水量を落としたせせらぎを眺めるともなく眺めながら、ゆっくりと過ぎる時間を楽しむ。

昨日は今年初めての新月(朔)で日食があった。 今回は月との距離が40万km以上
離れているので去年のような皆既日食ではなく、周りが明るい金環日食だった。 
日本では午後4時45分頃からの日没帯日食なので、南西地方だけで観ることができた
はずだが、それも部分日食で金環食が見られたのはもっとずっと西の国になる。

昨日は叉、冬の新月の夜に始まる「プロジェクト結」のスタートの日だった。
震災後、毎年魚沼市内各地区で行ってきた冬の伝統行事を、「結の灯り」のリレーによって
結ぼうと、今年も1月15日から3月13日まで週末を中心に様ざまな行事が行われる。
魚沼市民の歌「魚沼元気」を歌ったチェリッシュと、地元のハンド・ベル、リコーダーの
コンサートが開かれ、灯りのリレーの始まりを祝った。

荒び男の 如く雁木を奔りゆく 吹雪ぞ見ゆれ 常のまぼろし (柊二)

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